Inside JUN Machine shop

シートリング

2009 年 10 月 22 日 木曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。今日はいつもより早めの時間帯に更新させて頂きまつ(汗

ちょっと変わった作りのヘッドが入ってましたのでご覧頂ければと思います。ちなみに全て入庫時の状態で、現在作業中です。

さて、2バルブの4気筒車のシートリング周辺のアップですが(車種はひみつw

DSC00831

少し変わった作りなのですが、分かりますでしょうか?

ではもう少しアップにて

DSC00832

通常は・・・ほぼ同式の他のヘッドと比べてみると

DSC00835

ヘッドのアルミとシートリングの境目に注目頂けると違いが分かるかと思います。

正解は「シートリングを意図的に燃焼室に突き出している」です。

おそらく動弁系全体のつじつま合せのために行なわれた可能性が高いと思われますが、通常はアルミの部分ぎりぎりに45度面をもってくるという形に留めるケースが多いかと思います。

今回の方法ではバルブ位置が燃焼室側に飛び出す事になりますので、燃焼効率云々等々いろいろ考えるところはあるかと思いますが、こういう形での対応することもできます。

なおこちらは作業完成後の画像も後日ご紹介したいと思います。

関連記事

コメントは受け付けていません。