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ハーレーよくある話②

2009 年 8 月 17 日 月曜日 by 営業C

暑い日々が続きますねぇ。お盆は色々と駆け回ってしまいました。

とはいえ、お墓参りと成田空港まで友人を迎えに行っただけなんですけどね。

久々にバイクのエンジンをかけようとしたら、バッテリーが上がってました。そんなズボラな営業Cです。

前回に続き、ハーレーでのよくある話。

e38397e383a9e382b0ガソリンエンジンであれば必須のアイテム。これが無いと走りません。無論、エンジンもかかりません。そう、スパークプラグです。

でもでも、よく画像を見て下さい。上に乗っかっているプラグのネジ部分に変なのが入ってますよね。

これ、エンザートと呼ばれるネジ山を修正する部品です。ネジをナメてしまった時に入れる物ですハイ。ヘリサートなども同じ役割です。ネジ部分を大きくして入れるワケです。

ネジにネジが切ってある物と言えば伝わりやすいですか?伝わりづらいですね…。

でもこの画像、これから入れる物ではなくヘッドに入っていた物が抜けてしまったんです。

そりゃ抜けちゃマズいです。でも、ハーレーにはよくある話。

プラグのネジ穴部分大きく加工してしまっているので、抜けてしまうと目もあてられません!

でも修理します…。当社ではネジスリーブと呼ばれる同じような部品を1個1個手作りにて製作し、入れちゃいます。

ネジ穴周辺部分の肉厚が確保出来ていれば入れちゃいます。

特にハーレーのプラグ穴修理はよく来ます。それだけネジ山がダメになってしまうというコトですね。オーバートルクやナナメに入れてしまったりとか、理由は色々あるかと思います。

みなさんも気を付けてプラグは入れて下さい!くれぐれもムリヤリは禁物です。ムリヤリはいけません!やさしくしてあげて下さいw