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トラブルシューティング
お世話になっております、畑仲です。
ここ最近トラブルシューティングの車両が続いています。最近の車はDTCで故障診断楽になっているのですが、中にはそうは行かない事もあります。
R35で、右バンクのスロットルセンサー異常というのが有りました。
エンジン始動時に、VDC警告灯とエンジンチェックランプが点灯して、初爆はするけれど、エンジンが止まってしまうと言う現象でした。DTCをチェックすると
これは判りやすいですねw。しかしスロットルボディは6万以上もしますので、少し慎重になって、リアルタイムデーターを確認すると、右バンクのスロットルセンサーとサブスロットルセンサーの電圧が少し違います。左バンクはどちらも同じ電圧でした。そこで在庫で持っていた中古のスロットルセンサーと組み替えて見ると、直りました(^。^)。お客様に連絡して、新品スロットル手配しました。
上手くいかない例が・・・・
エンジンが突然不調になって、エンスト、再始動困難で掛かってもエンジン吹けないという症状で夏休み前日に入庫されていたお車です。
入庫時からエンジン快調で、現象出ず。昨日ようやく現象が出ました。DTCコードにはFUELポンプコントローラー異常と出ていました。確認の為燃圧計を取り付けして、再始動したところ全く快調になってしまいました。
現象出ていた時は、エンジン不調でアクセル開けても吹けない状況だったのですが、マフラーからは生ガス臭く、すごく濃いように感じました。コントローラーが壊れて燃料薄くなるなら判りますが、??マークが浮かびます。もう少し点検必要です。
更に似たような事が続きます(^_^;)。
BRZで走行中にエンジンチェックランプ点灯、エンジンは別段問題なく快調に走っていると言う症状です。しかし入庫時にはチェックランプ消灯していました。最初にDTCチェックしたら、VSC関係のC1201と言うコードが残っていました。調べるとエンジンECUの異常データーとマニュアルにはあります。???
エンジンチェックランプ消えているし、調子悪いわけでもないので一旦メモリーをクリアして、様子を見ましょうと言うことで、お客様は帰りました。が、帰り道でまたエンジンチェックランプ点灯(^_^;)。DTCコード点検すると、今度は何も出ません。エンジンチェックランプ点灯しているのに???一旦お車預かって、良く点検することとしました。
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車検行ってきました。
いつもお世話になっております。畑仲です。
本日は土砂降りの中、八王子検査場にBNR34を持っていきました。
車検整備をして、チェックも済ませて問題なし状態で行ったのですが、検査ラインで並んでいる時に、アイドリングが若干ブレ始めました(゜o゜)。そのまま検査を受けていくと、排ガスで5%も出てしまいました。出かけに見たときは0.8%だったので触媒暖めてやれば問題なかろうと思っていたのですが。
帰って、点検しても排ガスは基準内だし、なぜ??と悩んでいると、いきなり濃くなり始めました(^_^;)。後ろ側のO2センサーがリーン張り付きで、補正が25%も乗って来ました。
エンジン止めて少し冷やすと、また普通に作動始めます。(~_~;)
早速O2センサー発注しました。車検で落とされたのは何年振りでしょうか。しかも土砂降りで写真など撮っていられませんでした。(^_^;)
そして、夏休み前日に入庫したEvo6RS。エンジンのヘッドが抜けているかもしれないとお客様が車を置いていきました。いろいろ見てみましたが、なんだか問題ないように見えます。
シャシダイで全開にしても、ラジエター吹かないし。
お客様にもう一度詳しくお話を聞いて、ヒントを探します。水が減る1weekでリザーブタンクに補充している、高速道路を100km/hで巡航時に水温上がってくるなどなど・・・・。何か有りそうな気がします。よーく見てみないとですね、悩みが増えましたw。
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本日より営業再開です。
お世話になっております。畑仲です。
本日より、営業しております。たくさんメールいただきましてありがとうございます。見積等は出来次第返信しておりますので、しばらくお時間下さいm(__)m。
本日はGRFでエンジンチェックランプ点灯という緊急入庫がありました、点検して見るとO2センサーエラーで、O2センサーに電源が来ていませんでした。O2センサーのリレーやヒューズ点検しても異常なし??で、なにやら怪しいプラプラぶら下がっているアースのような配線がありました。これを繋いでみたら電源来ましたw。今までなぜチェックランプ付かなかったのだろう?どっかを回ってアースに落ちてたの?(^_^;)今一すっきりせず。再点検したところO2センサーのヒーター断線してました。部品発注です。
もうひとつは、エンジン時々ストールしてアイドル不調になると言うGRB。DTCエラー無しで、履歴もなし、そして現在快調にアイドリング中(^_^;)。現象出ないと原因つかめないかもです。しばらく様子見よう。
今日は立て続けにトラブルシューティングです。
コメント(0)B16エンジン組み上げ
お世話になっております。畑仲です。
先日のB16、ヘッドボルトのネジ修理して上がって来ましたのでヘッド載せてバルブクリアランス調整もして、
組み上げました。
当社では、エンジン組み付け時に8ページになるチェックリストをつけながら組み上げていきます。組み付け時の細かなデーターを取っています。(^。^)。
エンジン本体は出来たので、後は補機の取り付けと、エンジンを車に搭載です。
他にはR35GTRのカーボンボンネットの仮合わせなど行いました。
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触媒トラブル
いつもお世話になっております。畑仲です。
先日パワー出ないGRFを記事にしましたが、バルタイに問題なくて触媒を点検して見ました。SUBARUの触媒は、セルの前後のパイプが曲がっているので直接は見えません。しかし、少しだけ見える端の方がおかしなことになっていたので、お客様の了解を頂いて、切ってみました。
こんな風にパックリと・・・。なんでも無いとまた溶接するようですね(^_^;)。
こんなになっていました。あまり酷くはないですが、崩れて目が詰まっています。
お客様の話では、高速道路走行中にオーバーヒートで、エンジン壊れて、地元で直したとの事でした。エンジントラブル起こしたときに、エンジンチェックランプや他の警告灯も点いていたと言う事なので、排気温度が異常に上がってしまったのでしょうか?
触媒を新しい物と交換してセッティング取り直したら、330psでました。トルクは53kg-mもでました。
原因判ってよかったです(^_^)v。
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ヘッドボルトトラブル(>_<)
以前から組上げ工程をアップしていたB型エンジンですが、部品揃って組み立て進めていました。
ヘッドを載せて、ボルトを締めようとすると・・・・なぜかボルトがスムースに入って行きません。ボルトを外して見るとネジが駄目になっているようです(>_<)。
一旦本社に戻して、ヘッドボルトをヘリサート加工します。何度もヘッドボルトを締めたり緩めたりしているせいなのでしょうか?
加工している現場に聞くと、アルミシリンダーでは良くある話らしいです。すべてヘリサート加工すれば、かなりの補強になるので安心です。
他にはBNR34車検など(^。^)。平行して色々手をつけています(^_^;)。
このお車もずーっとお付き合いしていただいているお客様です。車検のほかにA-LSDと4WD警告灯点灯の修理です。DTCコード拾って見ると、スロットルセンサー信号と出てきます。他にHICASですが、舵角センサーエラーもあるようです。まずは舵角センサーの点検から。
舵角センサーから信号が出ません(^_^;)。交換ですね。
そして4WD、A-LSDの点検中です。ECUからのスロットル信号が来ていないようです。
ヘッドライトもだいぶ曇っているので光量も出ないでしょうね。ヘッドライト磨きます。(^。^)。
コメント(0)GRFバルタイ
いつもお世話になっております。畑仲です。
昨日のGRFバルタイは問題無いようでした(^_^;)。パワーダウンの原因不明状態です。悩みが増えました。
しっかり点検して問題をあぶりだします。
そして車検でお預かりしていたZ33です。ヘッドライトは曇ってしまっていたので磨いて光量確保、無事に車検合格しました。
が、なぜか助手席のドアが外から開かないことに気がつきました。点検して見るとアウターハンドルが壊れていました。
こんなところが壊れるんですね(>_<)。
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バルブすり合わせ
いつもお世話になっております。畑仲です。
今日の午前中は、去年ターボを取り付けしたFT86のお客様が、エンジン壊れたと飛び込んできました。設定よりブースト上げちゃったらしいのでもしや壊れたかな?とみてみたところ・・・・キャニスターのパージバルブに行くホースが抜けておりました(^_^;)。大事無くてよかったです。お客様にはブースト設定を下げてもらい、そのほか異常無いか、確認して納めました。ブーストは守ってくださいね。
バタバタしながら午後からは久しぶりに車検場に車検を受けに行きました。八王子車検場なのですが、現在4コースを工事していて劇混みと聞いていたのですが本日は空いていました。合法ですがキャリパーキット前後付いていたり、リモコンで車高調整できたり、マフラー変っていたりで、みっちり見られましたw。ただ、お車が古くてもピカピカなので好印象だったらしく、とてもフレンドリーでしたw。
そしてやっと表題のバルブすり合わせです(^_^;)。
バルブシートカット、バルブ研磨済みなので、ちょっとこすれば当たりきれいに出ます(^。^)。コンパウンドつけてすり合わせして、光明丹をオイルで溶いたものを使って当たりの確認します。
光明丹も塗りすぎるとわけ判らないので、薄ーく付けて当たりを確認します。
当たりをすべて確認したら、バルブとヘッドを洗浄して組立です。
その横では、加工が終わったEJ207の組み立ても始まっています(^。^)。
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メタルクリアランス測定
いつもお世話になっております。畑仲です。
今日のお題は昨日の続きでメタルクリアランス測定、調整です。
当社の場合は良くマニュアルに載っているプラスチゲージと言う物を使いません。好みの問題と言うか個人的な感覚で、特にコンロッドのオイルクリアランス測る場合とかでは、締め付けするときにコンロッド自体にも力が掛かるのでゲージを余計に潰してしまうような気がします(^_^;)。メインメタルではそういうことは無いのでしょうが。
袋には0.0005 inchごとの幅が印刷されているので、0.0127mmの測定ができますね。アメリカから来ているのでメトリックでない事も今一好きになれない理由かも。インチとかフィートとか計算面倒ですw。
当社ではマイクロメーターでクランクのジャーナル径を測り、シリンダーゲージで0点を合わせて、その差を読みます(^。^)。慣れているせいもありこの方が簡単です。
もちろん測定するときはマニュアルにしたがって締め付けしています。締め付けトルクが変ると、ハウジングの真円が出なくなってしまします。締めすぎるとつぶれれて縦方向が狭くなるし、緩いとつぶれ足らなくて横が方向が狭くなります。
これはブロックのクランクハウジングをラインボーリングする時やコンロッドのハウジング内径を加工するときに予め規定トルクで締め付けてからボーリングしている為です。
今日はブロックとクランクの勘合マークで予め頼んでおいたメタルを組んでクリアランス確認しましたが、メインメタルの1ヶ所だけ0.02くらい広かったのでメタルを1サイズ厚いものに変えます。
基準値内ですが、狭いところと広いところが有ると、広いところのオイル流量が多くなって、狭いところのオイル流量が減ってしまうように思いますので。基準値が±0.02mmとすると、0.04mmの幅がありますが、なるべく狭いなら狭いほうに合わせていくとか、広いなら広い方で統一しています。
基準値内ならokという事にしちゃうと、流れ作業で組むのと変らないですから(^_^)v
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