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11月 13

クラッチエア抜き

投稿者名: 担当A | カテゴリ: 整備

今日も穏やかな天気でしたね。

徐々に寒くなってきているようですが、日中はまだまだ暖かく過ごしやすいです。

今日あたりは紅葉を見に行くのにちょうど良さそうな。

もちろん仕事でしたが。


さて、今日はクラッチエア抜きの話ですが、

ネット上でもよく話題になる「ニッサン車」特にシルビア、スカイライン。

こいつら、腹が立つほどエアが抜きにくいです。


クラッチのエア抜きの方法はクルマによって若干異なりますが、

基本的にはクラッチレリーズ側のシリンダーのブリーダープラグから抜くことができます。

マスターシリンダー側にブリーダーがついているものもありますので、

その場合はそこからも。

基本的に空気は上の方にたまるので、上の方から順番にエア抜きしましょう。


これはR32スカイラインのクラッチマスターです。

見てのとおりブリーターがありますね。


このマスターシリンダーは配管が下から出ていますので、

シリンダーにブリーダーがなかったら、まずエアは抜けませんね。


さて、ここにもブリーダープラグがありますが、コイツが曲者なのです。


マスター、ここ、レリーズの順番で、エアが出てこなくなるまでやっても、

全然エア抜きが完了しません。

ペダルなんかもうスッカスカのままです。


犯人はコイツです。

中央にある太いパイプ。

行って帰ってUターンするだけのパイプなのですが、

ダンパーの役割をしていてペダルの操作感をマイルドにしていますね。

まあ、要らないですが。


この、Uターンの中にエアがたまっているのです。

ただの脇道なので、積極的にフルードは流れていきません。

普通にやっているとエアはいつまで~も抜けないまま。


なので、Uターンを少し傾けて、

ジタバタやっているとパイプの中のエアが抜けてきます。


わかっていればなんて事はないのですが、

手間がかかることには変わりません。


強化クラッチを装着する際には、

このUターンを外したりもします。

まあ、要らないので。


あと、車両によってはマスターにブリーダープラグがなくて、

しかもエアがスムーズに抜けないような場合もあるので油断は禁物です。


クラッチラインにエアが噛んだままだと、クラッチ切れ不良になったりして、

クラッチやギアを傷める原因になります。


エア抜きはちゃんとやりましょうね。


担当AのクルマはA/Tなので関係ないです。

あ、コペンがありました。

でもコペンはクラッチワイヤーだったかな・・・・・・・確か。

コメント(4)

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4 Responses to “クラッチエア抜き”

  1. サーキットサプライ より:

    これはこれは工場長

    タメになるネタありがとうございます。
    ちょうど今日、Goodridge行くんですよ。
    ブレーキライン作ってもらおうと思って。
    ついでにクラッチライン作っちゃおっと。

    それで夜にTGVに乗ってパリに行きます。

    • 担当A より:

      これはこれは。相変わらずお忙しそうですね。

      今度来たとき、TGVの感想を聞かせてください。

  2. GC8 より:

    こんにちは!
    友人のR33GT-RのクラッチペダルがワゴンRのMTより軽かったんですが、これはエア噛んでるんですかね?
    それともR33はみんなスッコスコだよ!ってもんなんですかね。心配になる軽さでした。
    300馬力を受け止めるクラッチなんでもっとしっかり重い物とばかり思ってましたよ。。。

    • 担当A より:

      こんにちは。

      R33あたりだと、ノーマルクラッチで状態が良ければ結構軽いですよね。クラッチマスターにも「マスターバック」があるし。

      逆に、古くなった軽自動車はクラッチが重い、というか「渋い」感じになっているのが結構ありますね。

      ワイヤーな上に、あちこちグリス切れで「ギコギコ」いっちゃうクラッチもあります。
      放っておくとペダルブラケットやボディが割れます。

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