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4月 21

BRZがやってきた。

投稿者名: Hatanaka | カテゴリ: チューニング,デモカー,一般情報,整備,雑談

ご無沙汰しております。畑仲です。

またまたサボってしまいました。また、カタールまで行ってきました。1泊3日のとんぼ返りでしたが^^;。

今回は発注してあったBRZがついに届きましたヽ(^。^)ノ。

TOYOTA FT86では無く、SUBARUのBRZです^^。3月中に登録されて、4月頭に納車になりました。

カタールから帰って、早速パワーチェックしてみようと、HKSのFLASH EDITERを取り寄せました。スピードリミッター解除して、ノーマルパワーチェックしてみよう!!・・・・ しかし、ド新車の為、データーが適合しませんでした^^;。

このままではできないので、HKS開発様に連絡したところ、ちょうどこの車両のデーターを探していたところと言う事で、データー吸出しと、設定ファイルを作ってもらうために来ていただきました。

今週明けには、FLASH EDITERが使えるようになります^^。

そして、とあるショップ様からFA20エンジンを分解してみてーぇと、貸していただいたエンジンばらして見ましたw。

いいのか??w。

これがピストン&コンロッド。

最近流行のクラッキングコンロッドですね^^。初めて見た時は、なんだこれ!?と、思いましたが、時代の流れなんでしょうね^^;。なんだか言い回しがおっさん臭いw。

さらに、ブロックを組み立てた状態で、ピストンを入れられるように斜めに割ってあります。これがまたネックになりそう^^;。大型トラックのV8とかV10のディーゼルエンジンによく見られますねぇ。ディーゼルじゃないんだから^^;;まったく。

これが、ピストンヘッド。燃焼室が作ってあります。筒内噴射(直噴)なので、プラグに近い所に小さい燃焼室を形成して、うまく燃料が燃えるように工夫しています。いくらガソリンでも、混合比が薄すぎると燃えないんです。なので希薄燃焼にはこのような工夫が必要になります。

こっちが相手側のヘッドです。燃焼室にインジェクター用の穴が開いています。圧縮したところに燃料を噴射するので、100kg/cm^2以上と言うディーセルのように高い燃圧で動きます。

そしてこれがカムシャフト。組み立て式です。

決して、これがバラバラに分解できると言うわけではないのですが、パイプに別の素材で作ったカムの山の部分を溶着してあります。金属に詳しい人ならわかると思いますが、異種金属は溶接できないんです。融点が違ったり、比重が違ったりして溶けても混ざらないからです。それを新しい技術でくっ付けてしまっています^^;。しかもローラーロッカーだし^^;。

これと同じ物をアフターパーツとして作るのはとてもハードルが高いです^^;。何万個も作るなら別ですが。そんなに売れないし^^;;;。作るとなると、SCMの丸棒から削り出しなのかな?、この辺は専門ではないので良く分かりません。

メーカーならでは、という部品ですね。新しい技術が次々と採用されて、後追いする形の我々にはとてもハードルが高くなってしまいます。

まあ、部品を作るのは本社ですがwww。 頑張って良い部品をお願いしますw。

カムと給排気系で220psくらい狙いたいですね^^。

いけるのか??

つづくw。

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